いないいないばあっていつから始まった番組なんだろう。
私が小さいときは、おかあさんといっしょしがメインで、人形劇と言えば、にこにこぷんやドレミファ・どーなっつ!だった。あとはむしむしQとか、一人のときのストレッチマンとか、わくわくさんも見てたけど、いないいないばあはなかった気がする。
そんな私が子育てをして出会ったのが、うーたんだった。
息子はいないいないばあが好き
生後4ヶ月からかな?そのくらいから、いないいないばあだけは真剣に見るようになっていた。寝返りを生後3ヶ月で行うようになり、そこから色んな物に興味を抱くようになってテレビも見るようになったのだ。
あ、家庭によっては小さい頃はテレビを見せないほうがいいとか様々な方針があるだろうけど、我が家はそこまで気にしていない。
ゆるゆる育児。
まぁ、そんなこんなで、まずはいないいないばあ、というかワンワンの声だけに異様に反応するように。ワンピースのブルックの声だよね。
ブルックでも反応するのかどうかは分からないけど、とにかくワンワンが喋ってるときだけは、いないいないばあを真剣に見るようになり気づけば、いないいないばあ好きに。
ちなみに、私の従兄弟も赤ちゃんのときはいないいないばあが大好きだったらしく、もしかして赤ちゃんにしか聞こえない心地よい周波数でもあるのだろうか?と思ってしまった。
ワンワン、結構アドリブっぽい気がするけどそんな緩さは大人も見ててふふっと笑ってしまう。
ただ、うーたん!お前だけはだめだ!
うーたんが好きになれない
ワンワンもゆきちゃんも、歴代の女の子達もみんな可愛いと思うんだけど、うーたんだけが好きになれない。
声も性格もなんか好きにれない。
なんかちょっとイラッとするような声。ワガママな性格。どーーーーーしても好きになれない。デコピンしたくなる。
そもそも、生物として謎。ウサギなのかと思いきや耳に付いてるのマラカスだし、話し方は赤ちゃんぽい。でも、赤ちゃんではなさそう。
しかも、うーたんがどんなにワガママ言っても周りは許すし、散らかしても泥棒みたいなやつが一緒に片付けてくれたりする。
全てが、うーたんにとって都合よく進む世界。
いないいないばあの主役はうーたんなのだろうか。一方、ワンワンはこっそり隠しておいたサツマイモを食べられてしまったり、ちょっと痛い目に遭うみたいな傾向がある。
話は飛ぶけど、みぃつけたは平和だ。すいちゃんとコッシーが亀の世話をせず、自分達が亀になってしまう怖い夢を見たり、ちょっと頼りなくて抜けてるコッシーの世話をしてお姉さんみたいと言われ、調子に乗ってしまうすいちゃんが、やりすぎてお節介になってしまうなど、大人が見てもなるほど〜!あるある!と思う話が多い。約束したことを守らないとどうなるか、人の気持ちを考えるところに重点を置いてるところに、やるな!みぃつけた!!と思ってしまうのだ。
まぁ、まだ幼い息子にそんな話の機微はわからないだろう。分からないんだったら、うーたんのワガママもいらない気がするが…。
正義は必ず勝つ!ということを求めてるわけじゃないけど、うーたん声も相まって好きになれんと思ってしまうのかな。
ハム太郎も好きじゃなかった。
たこやきマントマンのテンテンも好きじゃなかった。
私はあの声が好きじゃない
まぁ、幼児付け番組に何を言ってるんだとツッコまれたら言い返せない。
息子がうーたん好きになってしまったら…と思うと…
今は、ワンワンが一番好きという感じの息子。次点はおかあさんといっしょのお姉さん。
そんな息子が物心ついたとき、うーたんが好きになってしまったらどうしようと、うーたん嫌いの母は怯えてる。
うーたんのぬいぐるみをねだられ
うーたんのぬいぐるみで、うーたん役を任された時、私は
「わんたろうしゃぁぁん!うーたん、にゅうすやってるのぉ」
「うーたん げんき、げんきぃぃ〜」
「ゆきちゃんわぁぁぁ?」
「のりまきしゅきぃ〜〜!」
「うーたん、おなかムジュムジュ〜」
と言えるだろうか。
友達の便器にウンチをするようなうーたんに私はなれるのか。泥棒スタイルのバッコンと友達のうーたんに。