不妊治療のキロク

2017年から矢内原ウィメンズクリニックで不妊治療を開始し同年に顕微授精で子供を授かりました。今は一人目育児に奮闘中!

胚移植1回目は陰性・・・。妊娠超初期症状なんで嘘だ!

盤胞移植をしてきました。結果は9日後。どきどきワクワク。そしてついつい検索してしまう「妊娠超初期症状」。そういった類のことは検索しないほうが良いに決まっているのに楽しみで楽しみでついつい調べてしまいました。ただ、結果は陰性。妊娠超初期症状なんて嘘だと思った瞬間でした(笑)

 

移植当日、猫をシャンプーしていた

移植当日は別に安静にする必要はないと言われていたので、Amazonから届いた猫用シャンプーで猫を洗っていた。我が家は猫を年に1回夏の時期だけ洗う。

ただ、よくよく考えると屈むし力仕事だし、良くなかったのかもしれないと、駄目だった後に思った。家族にも「それは普段通りとは言わないだろ!」と突っ込まれた。病人のように安静にする必要もないが、必要以上に活動的になるのもよくないのかもしれない。

 

寝る時、なんとなく気になって「妊娠超初期症状」を検索してしまう

絶対検索しないほうが良いとわかっているのに、もう妊娠した気になっていて・・・馬鹿だなと思う・・・。

正直、検索して出てくる妊娠超初期症状というものは気のせいに近いものや生理前の症状、エストラーナテープが要因で起きているものも多いので信じないほうが良いと分かっていた。

なのに、ついつい見てしまうのは期待しているからだろう。

足の付け根が痛いな、とか頭痛がするな、とか体がダルいなとか、何かにつけて症状を当てはめている自分がいた。まぁ、こういったことを楽しめる時間でもある、と言ってしまえばそれまでだが。。

 

週末は出かけたり、割りと普通の日々を過ごす

なんやかんやで週末はフリマに行ったり、出かけて気を紛らわしていた。それでも自分の親を含め家族すら既に妊婦扱い。そして私もその気になっていた。

病院からもできるだけ普段どおり過ごすようにと言われる。

確かに自然妊娠だったとしても気づかない時期だ。神経質になると逆によくないと思った。でも親はヒールがある靴は止めたほうが良い、とか冷たい飲み物は止めておいたほうが良いとか・・・笑

私より神経質になっていたのは親だったかもしれない。

 

いざ、判定!検査は尿検査と血液検査だった

判定日はもちろん平日なので、お母さんと一緒に向かった。検査を待っていると泣きながら病室から出てきた人がいて、なんか切なくなった。ただ、何故か自信があった私は妊娠していると信じ切っていた。

名前を呼ばれて尿検査と血液検査。矢内原ウィメンズクリニックは通常用のトイレはビルの共有トイレを使うのだが、検査のときは検査室の中にあるトイレを利用する。

トイレの前で尿検査用の検査薬が入ったカップを渡され、個室に入り採取したものを出口で待っている看護師さんに渡す。普通の検査薬より出やすいものなのかもしれない。

続いて血液検査。注射はもはや慣れっこ。矢内原ウィメンズクリニックの看護師さんはみんな注射が上手だと思う。それらが終わると、血液検査の結果が出るまで2時間あるので外で待つことになる。

矢内原ウィメンズクリニックは結果が出たらメールでお知らせしてくれるので、外で待っていてもOK。私と母は近くのカフェでコーヒーブレイク。妊娠してたら女の子がいいね!なんて話ながら待っていたら割りとあっという間に時間が経過。

呼ばれて戻る途中、自信があったけどドキドキしていた。検査の前にすれ違った泣いている人のことをなんとなく思い出していた。私も駄目だったら泣くのかな、なんて思った。

病院であっさり陰性を伝えられる

陽性の場合は、陽性の検査薬とおめでとうございますの紙が机においてあるらしい。なので呼ばれて入ってすぐ院長先生の前の机に注目した。

紙はなかった。

それだけで、あぁ駄目だったんだなって思った。ただ、その時は涙が出るというよりは、まぁそっか。くらいの感覚だった。

院長先生からは

「今回の4BBの胚盤胞の妊娠の確立は40%、3回移植したら1回妊娠するくらいの確立だからね」

と言われた。40%だったら結構一回で行けるのではと思っていた浅はかな自分。やはり人生そう簡単にうまくいかないんだなって思った。

「今日はお会計なしなので、このままご帰宅ください」

と言われ、駄目だった人への配慮なんだろうなって思った。不妊で悩んでいる人はデリケートだ。そういう小さな配慮が大事なんだと思う。

 

意外とケロッとしている私を見て、母はびっくりしていた。泣くかと思ったのだろう。

まぁ、確率論的には3回に1回なわけだから1回目でいったらラッキーすぎるし、こんなもんだよなと思っていた。

旦那も旦那で落ち込んでいたけど、あからさまに落ち込むと私が気にすると思ったのか、そこまで感情を出さなかった。

平気かなと思っていた私だが、その日の夜、寝る前に少し泣いた。

早く赤ちゃんを授かれるように祈りながら眠った。

気持ちを切り替えて!次の生理がきたら、来院

さて、陰性を伝えられた日、また生理がきたら来院するように言われていた。エストラーナテープを貼るのをやめると体が妊娠状態じゃなくなり数日で生理が来るらしい。

 

私は私で妊娠していなかったし、お酒を飲んだり妊娠したらできないことを思いっきり楽しんで次に挑むことにした。友人と飲みに行ったり、買い物に行ったり自分の時間をめいいっぱい楽しむことにしたのだ。

 

辛いけど、やっぱり前向きに頑張る気持ちが一番大事。前向きな気持ちが次の希望につながると信じて!