不妊治療のキロク

2017年から矢内原ウィメンズクリニックで不妊治療を開始し同年に顕微授精で子供を授かりました。今は一人目育児に奮闘中!

我が家の妊活事情:男性不妊と病院選び

今日は我が家で目下取組み中の不妊治療について話したいと思います。2016年夏、私達夫婦は不妊治療、それも体外受精でないと子供が授かれないことが発覚しました。

それはとても衝撃でびっくりしましたが、その判明子供を授かれない原因がはっきりしてスッキリした日でもありました。

 

男性不妊の発覚と不妊治療の始まり

我が家は不妊に悩んでいる。

原因もわかってる。男性不妊が原因だ。

 

 

そのことについては妻の私も薄々と感じていて、病院に行ってみたらビンゴだった。

 

近所にある不妊治療の有名病院。恐らく、市内でもかなり有名な不妊治療の病院。

故に当然ながら、死ぬほど混んでいる。

 

その日、お互いわざわざ仕事を休みその病院に向かった。

予約はとれないらしく、来たもの順で見るらしい。

それが混んでいる原因の一端なのだろうと思う。

 

口コミを見るととにかく混んでいるということがたくさん記載されていた。

そして、所々に先生が無口なのでわからないことはガンガン自分から聞いたほうが良いとも書いてあった。

 

なるほどと納得。ただ、質問するのは比較的、得意だ。

 

いざ行くと確かに30分くらいは待った。

まぁ30分くらいなら総合病院でもそれくらい待たされるし、今はスマホがあるからスマホで時間潰ししてればそこまで苦痛に感じる待ち時間じゃない。

 

でも特筆したいのは平日でこの待たされ具合という点である。土曜日など休みの日は数時間待ちもあり得るのかもしれない。

 

今回の治療内容は、妻の内診と夫の精子分析?だった。旦那は早々に採精室へ。

私は内診を受けた。

 

さて、冒頭で説明したとおり私達夫婦が子供を授かれない大きな原因として挙げられたのは旦那の男性不妊、具体的に行くと精子無力症なるものだった。

 

無力というダイレクトな病名に夫婦共々たじろぐ。

しかも、精子の量が少なすぎる点について体の調子等を問うわけでなく「どこかでこぼした?」と旦那に問う先生。

先生なりのジョークなのか(ジョークだったらダークすぎる)意図は不明。

 

もちろん旦那はショックの極み。

 

でも頑張って「どうやったら治るんですか・・?」と質問してみた。

が、回答は治る方法はないと一刀両断。

 

ちなみに、私は私で子宮内膜症であることも指摘され、「治療したほうが良いんですか?」と聞いたが、旦那が精子無力症である以上、妊娠するためにできる治療は顕微授精だけだから、不要とのこと。

その結果論じゃなくて、これからの体調管理について知りたかったのだが・・・。

 

後に自分で調べてわかったことだが、子宮内膜症を治すには

 

  • 生理を止めるか
  • 手術するか

 

の2択になり前者を選べば子供は作れず後者を選べば半年は子作り不可となる他、妊活に不利なことがわかった。

一番の良い治療法は妊娠することのようだ。

 

こんな感じで男性不妊の伝え方もぶっきらぼうで旦那にショックと自信を喪失させたり、私の病状と解決策を提示してくれなかったりと、この病院に対して不満だけが残った。

 

病気に向き合うこや妊活に必要なのは、前向きな気持ちとモチベーションだと思う。それなのに、今回行った病院は機械的と言うか無機質な感じがした。

 

・・・ということで暫くは自然の流れに身を任せようと3ヶ月ほど普通に過ごした。

 

もちろん子供が出来る気配はない。

そこで、夫婦で話し合いスケジュールを決めることにした。

 

  1. あと3ヶ月は自然にできるよう頑張る
  2. 男性不妊の治療
  3. 顕微授精

 

ある一定の期間まで子供ができなかったら、男性不妊治療に進みそこから5ヶ月経っても進展がなかったら顕微授精に進む、という流れだ。

 

顕微授精はお金もかかるし私の体への負担も大きい。そして様々な口コミを見ると痛いとか辛いとか、そんな思いして子供ができなかったとか、もう怖い世界しかない。

 

だから心の準備をする時間が欲しかった。

あのぶっきらぼう先生がいるところに通うのも憂鬱だったし。

 

というわけで、我が家の妊活が始まった。